HEARTLAND SHIGISAN NURSE COLLEGE

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学校評価とは

学校評価とは、ハートランドしぎさん看護専門学校が、学校活動全般について 自己改革を行うとともに、教育の質の向上を図り、学校の設置目的を達成するために行う評価のことです。学校評価は教育機関としての機能を包括的に判定する学校運営評価と、学生及び教員による教育方法と内容の評価である授業評価からなっています。それぞれの評価内容は下図の通りです。

2023年度の取組

重点目標としての主な取組についての概略

①第5次カリキュラムの実施および運営に向けた取り組み

新カリキュラムを始動して1年が経過。ポートフォリオを活用してスタートしたが、十分な活用ができておらず、学生個々が自己のメタ認知をするに至っていない。今後、領域ごとのカリキュラム評価もしつつ改善点も明確にしていきながら、2年後の卒業生評価につ
なげることができるよう努力したい。

②学校生活や寮生活に対する学生のニーズを把握し、可能な範囲で満足度をあげるための取り組み

コロナ禍でストップしていた様々な活動の再開等を検討

③コロナ禍で制約がある中における受験生の確保、入試倍率の向上にむけてメディアの活用を含めた広報活動の強化

18歳人口の低下や、受験生と保護者の大学志向などの時代の流れに甘んじることなく、受験生の確保が十分にできなかった事実を重く受け止める必要がある。一部の教員と広報担当者がメディアを活用した広報活動のノウハウを学び、広報活動にも一部取り入れた。


前年度(令和4年度)の主な取り組みについての概略

令和4年度の入学生(現2年生)から新カリキュラムを始動して1年が経過。
ポートフォリオを活用してスタートしたが、十分な活用ができておらず、学生個々が自己のメタ認知をするに至っていない。今後、領域ごとのカリキュラム評価もしつつ改善点も明確
にしていきながら、2年後の卒業生評価につなげることができるよう努力したい。
前年度評価の本校の最大の問題点は、開校以来はじめての定員割れを起こしたことである。18歳人口の低下や、受験生と保護者の大学志向などの時代の流れに甘んじることなく、受験生の確保が十分にできなかった事実を重く受け止める必要がある。前年度は一部の教員と広報担当者がメディアを活用した広報活動のノウハウを学び、広報活動にも一部取り入れたが、結果的には直接的な受験生の確保につなげることができなかった。魅力ある学校づくりをするために、教育内容の充実と学生の満足度を上げるための更なる取り組みの充実を図り、今後もSNSを利用した広報活動も行うなど、広く本校をアピールしていきたい。
本校が学校関係者評価委員会を設立して10 年が経過した。毎年、学生や評価委員の皆様からの評価を活かしてPDCAを回しながら運営している。今後も教育理念を基盤として前向きな学校運営をしていきたい。

学校評価における評価結果

学校運営評価レーダー

学校運営評価の活用
学校運営評価は、学校活動全般について全教職員が自己評価し、次年度の改善に活用しています。

学校運営評価総括表

学校運営評価では、9分野52項目について各5段階評価を行い取り組みの改善を図っています。

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評価

内容
学校経営 教育課程
教育活動
入学
卒業対策
学生生活への支援 管理運営財政 施設設備 教職員の育成 広報 地域との連携
平均値 3.8 3.7 3.8 3.8 3.8 3.7 3.3 3.5 3.1

令和4年 4月実施

令和4年度学校運営評価結果(一部抜粋)

評価項目 評価 評価の高かった事項
学校経営 4.3
・特色ある学校づくりを進めるために、教育内容の充実に努めているなど、学校独自のカラーを出しているか。
教育課程
教育活動
4.1
・実習において、学生が関係したインシデント等を把握・分析しているとともに、改善策を講じているか。
入学卒業対策 4.2
・卒業生の関連病院への就職率を高めるよう努めているか。
学生生活への支援 4.4
・学業に集中できる環境、経済支援がされているか。
管理・運営財政 4.1
・学生、非常勤講師や教職員の個人情報の保護について、考慮しているか。
施設・設備 4.2
・教育目標達成に必要な施設・設備及び新しい教材が整っており、活用されているか。
教職員の育成 3.7
・教職員のキャリアアップのための支援体制が整っているか。
広報 3.8
・学校の存在を周知するため、ホームページ・携帯サイトを始めとした積極的な広報活動をしているか。
地域との連携 3.5
・地域との協力関係が確立されているか。

授業評価の活用

授業評価は、各授業単元の終わりに学生から回収した授業評価アンケートをもとに授業内容の質等の向上に活用しています。

全授業結果の評価平均 令和4年度

以下評価コメント(抜粋)

  • 「看護を実践する看護者としての誇りと責任感を持ち、看護の向上を目指して自ら学び続ける能力を養う」に関しては45期 生も46期生も卒業時には高い数値でしたが、1年目には大きく数値が下がっています。0.8ポイント下がっている項目もあります。コロナ禍の中、日々の仕事が忙しくて、ゆっくり自分自身を振り返る余裕が持てなかったことが原因かもしれません。評価内容5の項目は「セルフエフィカシー」とも呼ばれるモチベーションやパフォーマンスに大きく関わる項目となっています。卒業時には高い数値を示していますので、学校側での問題ではなく受け入れ病院側での何らかの対策が必要かと感じました。

    (第三者評価委員ISOコンサルタント)

  • ①教育課程教育活動 学生1人1人の特性に合わせた学習能力引き上げや関わりなど、教員の先生方のご尽力には頭が下がります。先日、三重県の病院、看護学校で看護の基礎教育を考える懇談会がありました。コロナ禍で実習が出来なかった学生たちが現場で働きだして今までとの違いについては、想像力(イメージする)、発信力、ストレスコントロール力の低下があり、どの病院も個別特性に合わせて段階を踏んで育成している状況でした。例えば面会が再開されましたが、家族へどのような対応をすれば良いのか、どんな言葉をかけたら良いのか等、経験したことがないことはイメージ出来ないので、教える側の認識も改善していかなければと話題になりました。また、コロナ禍でオンライン化が進み、対面で自分の意見を発信する機会が減っていたので、気持ちや考えを伝えることが苦手だったり、自分の実践の振り返りや意味付けが浅かったり、現場ギャップで離職に繋がったりと、改めて実習経験の必要性をどの病院側も感じていました。
    ②卒後到達度評価 卒業時⇒入職後で数値が下がっているのは、自身の見える範囲が広がっているからでしょうね。成長度を自己評価するのは難しいかもしれませんが、出来るようになったことを言語化して話し合いフィードバックする機会を現場で持つことが必要だと感じました。

    (関連病院看護部長)

  • 学生の支援のために、様々な工夫や先進的な取り組みがなされていると感じました。コロナも5類に移行し、臨地実習も従前どおり活発になると思われます。今後も学生の特性に応じた学習環境や生活環境の工夫をお願いいたします。

    (関連病院看護部長)

  • 保護者代表として出席させて頂き、今まで知らなかった学校の様々な取り組みを知ることが出来ました。学生・卒業生の意見も取り入れられていて、1日の大半を過ごす学生のために改善・設備がされていて保護者としても有り難く感じました。評価委員として出席させて頂けた事に感謝いたします。

    (在籍学生保護者)

  • インシデントに対する対応については、実習受け入れ側と学校側との打ち合わせ確認事項がお互いに共有されていなければいけないと感じました。実習受け入れ側もインシデントに対応するために、こちらからの要望もしっかりお伝えしておくことが必要と感じました。

    (地域関係者)

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