学校紹介
EVALUATION
学校評価SCROLL
本年度(令和4年度)入学生から始動している新カリキュラム(第5次改正)の導入に向けて、現行カリキュラムを領域ごとに評価しつつ、厚生労働省のカリキュラム改正の意向を踏まえ、母体病院の特性を活かした新カリキュラムの編成および申請を行った。新しい教育課程は、保助看法施行令第13条第1項の規定により令和4年3月に承認され、4月1日より適用された。
学校全館のWi-Fi環境を整備し、ICT教育を充実できるよう整えた。講義は前年度に引き続きオンライン授業も取り入れつつ、感染対策を講じながら対面授業を主として進めることができた。しかし、臨地実習は現場での実践が十分にできず、各学生の実習単位の認定を確保するために補完実習として様々な取り組みをしつつ、実習病院の協力を得て修了することができた。
感染拡大防止の観点より、積極的な広報活動ができず、オープンキャンパスや入試説明会もオンラインでの実施となった。入学定員は確保できたが、入試倍率が減少したことを重く受け止め、次年度に向けてのさらなる対策を講じた。
学校運営評価の活用
学校運営評価は、学校活動全般について全教職員が自己評価し、次年度の改善に活用しています。
学校運営評価では、9分野52項目について各5段階評価を行い取り組みの改善を図っています。
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評価 内容 |
Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | Ⅳ | Ⅴ | Ⅵ | Ⅶ | Ⅷ | Ⅸ |
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学校経営 | 教育課程 教育活動 |
入学 卒業対策 |
学生生活への支援 | 管理運営財政 | 施設設備 | 教職員の育成 | 広報 | 地域との連携 | |
平均値 | 3.7 | 4.0 | 3.9 | 3.7 | 3.7 | 3.5 | 3.1 | 3.0 | 2.8 |
令和3年 4月実施
評価項目 | 評価 | 評価の高かった事項 |
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学校経営 | 4.2 |
・特色ある学校づくりを進めるために、教育内容の充実に努めているなど、学校独自のカラーを出しているか。
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教育課程 教育活動 |
4.6 |
・実習における患者への倫理的配慮に関するガイドラインを作成し、患者等の同意を得た上で、実施しているか。
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入学卒業対策 | 4.5 |
・国試対策に個々の学生にあった指導・援助を実施するなど、教職員一丸となって取り組んでいるか。
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学生生活への支援 | 4.4 |
・学生の心身面での健康管理体制が整っているか。
・学業に集中できる環境、経済支援がされているか。
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管理・運営財政 | 4.1 |
・学生、非常勤講師や教職員の個人情報の保護について、考慮しているか。
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施設・設備 | 4.1 |
・校舎は、耐震性に優れ、バリアフリーなどに配慮された構造になっているか。
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教職員の育成 | 3.7 |
・教職員のキャリアアップのための支援体制が整っているか。
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広報 | 3.2 |
・学校の存在を周知するため、ホームページ・携帯サイトを始めとした積極的な広報活動をしているか。
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地域との連携 | 3.0 |
・地域との協力関係が確立されているか。
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授業評価は、各授業単元の終わりに学生から回収した授業評価アンケートをもとに授業内容の質等の向上に活用しています。
心を重視して、人を育てる“という教育の本質から見れば、先生方の想いが学生達によく伝わっているので、非常に良い取 り組みがなされていると感じました。コロナの影響で様々な制約がある中で、非常に良い取り組みがなされていると感じました。
(第三者評価委員ISOコンサルタント)
コロナ禍に対応して学内実習内容もひと工夫されており、VR導入などで対象の理解を深め、相手の心に寄り添えるような 学びをされており、継続教育に於いても、とても参考になりました。また学生の声からも分かるように、教員の先生たちが1人1人熱心にサポートされているので、国家試験や学生生活など乗り越えられているんだと感じました。他の学校に勝るところで、保護者の立場から見ても安心できる学校だと思います。
(関連病院看護部長)
ITCを活用した授業体系への取り組みは、新たな教育体系への取り組みとして非常に評価できる。実際に実習を受け入れる臨床現場の感染防止対策を重視する体制はどの実習場所でも変わらないものだと考えられ、新しい臨床実習の在り方を模索・確立される必要性はあると考える。
(関連病院看護長)
先生方の授業内容の工夫、未履修科目の原因分析と対応をはじめ、多くの項目で昨年以上の評価点となり、改善が認められました。学生寮の運営で学生の意見が反映されていると感じます。特に食事と衛生に関しては今後も改善できるところはお願いします。
(在籍学生保護者)
終日実習に行けた学生から評価が高いこと、オンライン実習での指導者、学生共に達成感の低下がみられた事からもコミュニケーションと直接ケアの重要性が証明されたと思います。現在の臨床実習の到達目標が臨床実習に行くこと(直接会う事)で設定されているため、オンラインでの同じ目標を達成することは難しいと感じます。
(卒業生代表)
新たな実習の在り方についてVRを使用するなどリアルな体験もでき、今後の患者さんへの対応について学びを深めるひとつになると感じました。コロナ禍の中での実習については先生方も大変とは思いますが、「心を支える看護」を目指して頂きたいです。オンラインでのオープンキャンパス、入試説明会はではなかなか伝わりにくい所もあるとは思いますが、学生の力を借りてキャンパスでの生活状況をリアルに楽しく伝えるのもいいかなぁと感じました。
(地域関係者)
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