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 今日は福祉センターの屋台村に参加させていただきました。屋台村はデイサービスを利用している高齢者の方のために行われる催し物です。

 

 学生も会場の飾りつけや料理の準備などのお手伝いをさせていただき、会場にはまさしく屋台のように料理が並びました。たこ焼き・お好み焼き・おでん・豚汁・サンドイッチ・おにぎり・サラダからお汁粉やケーキなどデザートまでたくさんの食べ物が並んでおり、利用者様はそれを楽しそうに選んで食べたり、舞台ではカラオケを歌ったりビンゴゲームで楽しまれていました。

 

 学生も出し物として、全員でソーラン節を踊りました。利用者様はみなさん笑顔で楽しんでくださり、私たちも利用者様とたくさんお話しをすることができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 

 この屋台村は一年に一度開催され、「これを毎年楽しみにしている」という高齢者の方もたくさんいらっしゃりました。このように高齢者の方が集まって普段と違うことをしたり、それを楽しみにすることでそれが生きがいになったりするということを知り、屋台村の意味を体感することができました。また、準備する側として舞台の段差に台を準備するなど安全面での配慮や、普段と違うことで通常のデイサービス以上に転倒などに注意しなければいけないということも学ぶことができました。

 

 地域で生活されている高齢者の方と接することで、高齢者の身体機能の衰えや病気が身体にどのような影響をもたらすのか、その中で生活をしている高齢者の持てる力、その人らしく生活するということを、老年看護学実習Ⅰで学ぶことができました。この学びをこれからの実習に活かしていきたいと思います。

学生


投稿日時:
2012.03.17 土曜日 17:11
投稿者:
広報室
カテゴリー:
学習