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ハートランドしぎさん看護学校ブログ ハートランドニュース

 今日は、第101回看護師国家試験合格発表でした。結果から言うと、全員無事に合格していました。合格発表の時間が近づくと、みんなインターネットやスマートフォンの専用アプリで厚生労働省から出される合格者の番号を探そうとしましたが回線が混雑していてなかなかアクセスできずに、何とも言えない緊張感を味わっていました。そんななか、実際に合格者の番号が貼り出される会場に行っていた先生から「全員が合格をしている」という電話連絡を受けた時は、みんなで拍手喝采、胴上げまでする学生がいるほど合格の喜びを分かち合いました。正直、みんなで受かったという連絡を受けた時も本当だろうか、自分達の番号を何度も確認しても実感がわかないほど最初は不思議な感覚でした。

 私達36期生は、国家試験を受ける前、模試などから全員が合格することは難しいという結果でした。何としてでも全員で合格するためクラスが一致団結し、クラス内3~4人の小さなグループに分け、お互い教え合う体制をみんなで話し合って決めました。試験勉強に疲れ、「今日は勉強したくないな」と思う時でも一緒に頑張ろうと支え合うことができました。また、なかなか覚えにくい検査データや関係法規など覚えやすいごろ合わせを見つけると「こんないいのがあった」などみんなで情報共有して知識を深め合いました。その努力が全員合格することができましたが、決してそれだけではなく、放課後の特別授業をして下さった先生方、夜食を大量に差し入れして下さった先輩、寮では深夜少しでも勉強の妨げにならないようにと配慮してくれた後輩、そして、試験中、緊張しないようにと特注の鉛筆と応援メッセージ入りのクッキーを受験生全員に下さった理事長と校長先生の支えがあったからこそ、最高の結果を得ることができ、本当に感謝しています。

 しかし私達はまだ、看護師としてスタートラインに立ったに過ぎません。看護師として勤務して患者様やその家族様の援助を行ってこそ今まで学習してきたことや実習で学んできたことを発揮することができます。少しでも患者様や家族様の力になれるようこれからも学ぶ姿勢を忘れず、そして、これからも同期で支え合うことを続けながら看護師という道を切り開いていきたいと思います。その決意を胸に明日からも頑張っていきます。これからもよろしくお願いします。

第36期生 三宅 健太


投稿日時:
2012.03.26 月曜日 13:06
投稿者:
広報室
カテゴリー:
その他