HOME > その他 > 2月19日 第101回看護師国家試験を受験しました!

ハートランドしぎさん看護学校ブログ ハートランドニュース

 国家試験の約1ヶ月ほど前に誕生日を迎えた教員に「プレゼントは国家試験全員合格。」という約束をし、各人が努力し必死になり勉強に励みました。しかし教員からは「あなたたちには必死さがない」と指導を受け、どのように勉強を続けていけばよいかわからなくなっていました。自分の知識の無さに気づき勉強をしても身についているかもわからず投げ出したいという思いに何回なったか分かりません。自分のことに精一杯になり周りが見えなくなってしまうこともあり、両親やクラスメイト・後輩たちに受験勉強のイライラをぶつけてしまうこともありました。しかし、そんな時でも温かく見守ってくれる両親や「一緒に頑張ろう。しんどいのは今だけ」と支えてくれる仲間たち。また、「お疲れ様です。応援しています。」と声をかけてくれる後輩たちのおかげで辛い受験勉強を乗り切ることが出来たと思います。先生方も私たちが勉強しやすい環境への配慮や特別に講義の時間を開いて下さったりと、周囲の方々の協力のおかげで国家試験に望むことができたと思います。

 

 国家試験の当日。寒い中での後輩たちの見送りや応援。緊張している私たちに笑いを与えリラックスをさせてくれました。寒い中頑張って応援してくれた後輩たちに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。後輩たちの笑顔に見送られ会場まで向かいました。私たちと同じように国家試験を受ける人たちで普段にはない緊張感の中での受験となりました。開始前にお互いに背中をたたき合い「全員で合格する」という気持ちで試験に望みました。見たことのない問題に焦り、「これはやばい」という思いにもなりましたが先生たちの言葉にもあったように「自分に解けない問題はみんな解けない」という言葉を自分に言い聞かせ試験に望みました。長時間の試験となりましたが、試験終了時間になり長かった受験勉強から解放され、みんな普段の笑顔以上の顔になっていました。お互いに「お疲れさま。よく頑張ったね」と声を掛け合い激励を行いました。

 

 今では国家試験も無事に終わり、あとはクラス全員が合格することを願うばかりです。国家試験は決して1人で乗り越えることは出来なかったと思います。理事長先生をはじめ校長先生、教員の先生方の応援があったからこそ乗り越えることができました。また、36期の仲間・後輩たちがそばで支えあい応援してくれたことも忘れてはいけないと感じました。離れて見守ってくれている両親にも感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 国家試験の合格が認められれば私たち36期生は4月から看護師として働き始めます。看護師を志した初心を忘れず、周囲の人たちに感謝をしながら日々成長していきたいと思います。

 

 最後になりましたが、36期生を温かく見守って下さった全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。あと少しだけ見守っていてください。

3年 児玉 和


投稿日時:
2012.02.19 日曜日 15:59
投稿者:
広報室
カテゴリー:
その他